自転車タイヤバルブ変換方法～英式から仏式変換バルブ

先日、浮き輪やビーチボールに空気を入れたり、自転車のタイヤに空気を入れるために電動空気入れ（エアコンプレッサー）を購入しました。

このコンプレッサー、浮き輪には問題なく使えたのですが、自転車に空気を入れようとした時にバルブの違いからそのままでは使えないことに気づきました。

そこであらためて自転車のバルブについてネットで調べてみました。

その結果、自転車のタイヤに空気を入れるバルブには主に3種類あることがわかりました。

3種類とは、

米式・英式・仏式

です。

日本の自転車は”英式バルブ”が一般的です。

下の画像が私の自転車の”英式バルブ”です。

上画像のタイヤの手前に写っている3つの部品は、向かって左から順に

1. 米式から英式への変換アダプター
2. 英式から米式への変換アダプター
3. 米式対応の電動エアコンプレッサー

です。

購入したエアコンプレッサーが”米式バルブ対応”なのに対し、自転車側が””英式バルブ”の為上手く結合できませんでした。

この問題を解消するためには”変換バルブ”が必要です。

英式バルブから米式バルブに変換する”変換バルブ”を自転車のバルブに装着すれば大丈夫です。

変換アダプターを装着したのが下記画像です。

他にも変換バルブには下記のように変換するものがあります。

・英式から仏式
・仏式から米式
・米式から英式

変換バルブを購入する際は変換タイプを間違わないように注意しましょう。

変換バルブの値段ですが、だいたい1個500～600円くらいでアマゾンや楽天市場などのネットショップでも購入できます。

私は実際に行ってはいませんが、自転車屋（サイクルショップ）にも売っていると思います。

交換バルブ取付け（交換）方法は？

自転車バルブを英式から米式に変換するにはアダプター（変換バルブ）が必要です。

その為に”変換バルブ”というのがちゃんと売られているんですね。

変換バルブの取り付け方はとても簡単です。

step
1空気注入口の蓋を外す

自転車タイヤバルブにキャップ（通常黒いゴム製）が付いていれば外します。

step
2変換バルブ装着

変換バルブを自転車の英式バルブに上から回しながら装着します。

この時、工具などは要りません。

一度装着したら、そのまま自転車に乗ってもかまいません。

もちろん、走行の邪魔になるようなものではないのでいちいち変換バルブを取り外す必要はないでしょう。

米式から英式では使えない！？

私が最初に購入した変換バルブは”米式から英式”への変換バルブでした。

ヨドバシ・ドット・コムで買いました。

エアコンプレッサーが”米式対応”なので、コンプレッサー側を”英式”に変換すれば自転車のバルブも”英式”ですから”英式同志になって上手く使用できると思いました。

早速、アマゾンから届いた変換バルブをエアコンプレッサーのノズルの先に装着して、自転車の空気を入れようとしました。

が、バルブが合わない！のです。

失敗です。

変換バルブを間違って購入してしまったのです。

正しくは、

”英式から米式”に変換するバルブを購入して、自転車の英式バルブに装着する必要がありました。

間違って購入した変換バルブは開封してしまった為、交換も出来ず、無駄になってしまいました・・・

再度ネットショップで”英式から米式”に変換するバルブを探して購入しました。

自転車タイヤの空気入れには向かない！？

変換バルブを購入し直したところ、バルブ同志が上手く接続できるようになりました。

私が購入した電動コンプレッサーは空気圧の設定が不要なタイプです。

一定の空気圧に達すると空気の注入が自動で止まります。

浮き輪やビーチボールなどの圧の低いものには問題なく使えました。

この夏の海水浴旅行ではとても便利でした。

自転車タイヤに空気を入れるのに使ってみたところ、十分に空気が入らないうちにコンプレッサーが自動停止してしまいます。

再度、コンプレッサー本体のスイッチを入れると空気の注入を再開するのですが、またすぐに止まってしまいます。

私は自転車タイヤの空気をいつも多めに入れていました。

その理由は、自転車タイヤの空気はわりとすぐ減ってしまいますし、タイヤの空気が少ないとペダルを漕いだ時に重たいからです。

手動の空気入れなら、グッと力を入れて空気圧を高めに入れることができます。

でも、自動で停止するタイプの電動コンプレッサーなので”空気圧高め”という調整が出来ないのです。

これは期待外れでした。

空気圧が設定できる電動コンプレッサーを購入すべきだったかもしれません。

せっかく変換バルブを用意できたのに残念でした。

”自動で注入＆自動でストップ”する電動エアコンプレッサーを購入予定の方はご注意下さい。

英式から米式への変換まとめ

バルブ変換（英式から米式など）はアダプターを購入して付けるだけでとても簡単です。

力も工具も不要ですから、女性の方でも簡単にできます。

変換バルブの価格は1個5～600円程です。

持っている電動エアコンプレッサーで自転車に空気を入れたいけど、バルブ形式が違うから使えない・・

という方、ぜひ”変換バルブ”の利用を検討してみて下さい。