いよいよプロ野球2018年のシリーズが開幕します。
今年もすでに色んな話題で盛り上がっていますが、そのうちの1つは何といっても上原浩治投手の読売巨人軍への復帰です。
彼の雄姿がまた東京ドームなどで見れるんですね。
目次
アメリカ大リーグから10年ぶりに古巣ジャイアンツ(読売巨人軍)に復帰した上原投手は1975年4月3日生まれの42歳。
開幕してすぐに43歳になります。
読売巨人軍現監督の高橋由伸監督と同じ歳なんですね。
現役プロ野球選手として決して若くない年齢ですが、巨人時代の活躍を知っている私としては日本プロ野球への復帰後の活躍を期待せずにいられません。
特に巨人ファンの方ならみんなそう思っているのではないでしょうか?
巨人時代(1999年~)の成績と今年の年俸
巨人時代の上原投手の主な成績は、
1999年 登板数25 勝利数20
2000年 登板数20 勝利数 9
2001年 登板数24 勝利数10
2002年 登板数26 勝利数17
2003年 登板数27 勝利数16
2004年 登板数22 勝利数13
2001年から4シーズン連続で2ケタ勝利です。
上原投手は先発完投型の投手で、2000年・2002年・2008年・2008年のジャイアンツのリーグ優勝にも大きく貢献しました。
当時は「上原投手が先発なら巨人1勝確実」といった雰囲気が流れるほど、強いピッチャーでした。
2007年は55試合に登板して32セーブ、防御率1.74という成績を残しています。
米大リーグに移籍する前の2008年の上原投手の年俸は4億円でした。
1999年からほぼ毎シーズン年俸をアップさせていた上原投手。
2008年の年俸4億に達した年を最後に米大リーグに移籍したんですね。
ジャインツ復帰1年目の年俸は2億円
今回10年ぶりに読売巨人軍に投手として復帰した上原投手の契約金は1億円、年俸は2億円プラス出来高だそうです(推定金額)。
ところで、プロ野球選手の年俸には”出来高”というのをよくききますよね?
この”出来高”って何なんでしょう?
気になったので調べたのですが、選手の成績によって支払われるボーナスのようなもので球界一定の基準はないようです。
各球団が決めた基準であったり、選手との個別契約内容だったりするようです。
今回上原投手はピッチャーですから出来高の基準としては、
・勝利数が何勝以上(または1勝ごと)
・防御率
・セーブ数
・完投数
・完封数
・奪三振数
などが一定の成果以上になると出来高の対象になるのではないでしょうか?
いずれにしても、昨シーズンまでの年俸に比べると大幅な減になってしまいますが、それでも上原投手は現役で野球を続けることを選んだんですね。
1年契約ですから、ひよっとすると来シーズンは契約更新しないかもしれません。
言い方を変えれば、今シーズンを最後に現役引退もあるかもしれません。
そのあたりは2018年にどのような結果が残せるか?
が大きくかかわってくると思います。
2018年は先発か?リリーフか?
読売巨人軍時代の上原投手は先発完投投手という印象が私の中には今でも痛烈に残っています。
しかし、巨人軍在籍時代の後半2~3年は先発というよりは、リリーフ(中継ぎ)投手としての登板が多かったように思います。
以前のような先発完投する上原投手の姿をもう一度見たい・・・
というのは私だけではないハズ。
しかし、実際のところ今シーズン(2018年)の上原投手に先発完投の可能性は低いかな・・・と思います。
最近のカブスでの投球内容からするとやはり、ジャインツでもリリーフ投手として活躍するんじゃないでしょうか?
先発と違ってリリーフとなるとジャイアンツ復帰後の初登板を予測するのは難しいですね。
先発ピッチャーの状態やチームの状況、勝っているか?負けているか?そのときのゲームの進み具合によりますからね。
早ければゲーム序盤・中盤3~5回からの登板もあるでしょう。
2018年3月31日、満員の東京ドームで上原選手はジャイアンツ復帰後初登板を迎えました。
味方チームが勝ち越した直後の8回に登板し、三者凡退という好投でジャイアンツの勝利に貢献しました。
公式戦2試合目にして早くもリリーフとして登場した上原投手。
試合後のお立ち台でも「お久しぶりです」と挨拶してファンを喜ばせました。
今シーズンのさらなる活躍に注目したいと思います。
上原投手の凄さ
上原投手は復帰後の日本プロ野球でどのような投球をするのでしょうか?
日米では同じプロ野球でも芝やマウンドの感触など大きな違いがありますので、米大リーグと同じ投球というよりは日本の野球に合わせたピッチングをする必要があります。
その為にも、まずは「日本の野球を思い出す」必要があります。
しかし、上原投手の持前自体は十分に今の日本のプロ野球で通じると思います。
上原投手のピッチャーとしての強み・凄さは、
・テンポの良い投球
・するどいスピン(球の回転)
・スプリット
・牽制のはやさ
だと思います。
上原投手は球速がそこまで早いピッチャーというわけではありませんが、そこをカバーして打者を抑えることができるだけの要素があります。
例えば球の回転(スピン)が速いと初速と終速の差がなく、打者から見ると実速度よりも球速が速く感じます。
スプリットとは球速の早いフォークボールのようなもので、フォークボールより速く小さく落ちる球種です。
ちなみにスプリットと言えばニューヨークヤンキース所属の田中将大(たなかまさひろ)選手の決め球でもあります。
上原投手は米大リーグでも自慢のスプリットで打者を打ち取ってきましたね。
今シーズンもこのスプリットで三振をとる姿を見せてくれるでしょう。
今シーズンの登板数を予測
10年ぶりに日本プロ野球界に復帰の上原投手。
今シーズンは何回登板するでしょうか?
野球ファンとしては1回でも多くその姿を球場で見たいものです。
上原浩治選手の昨年(2016年)の登板数は50、一昨年(2016年)の登板数は49ですので今シーズンの登板回数も50くらいだと予測しす。
いや60くらいかな・・・?
登板数は本人のピッチングの調子にも左右されますので、早く日本の野球に慣れて1回でも多く登板してほしいものです。
オープン戦では1回無失点
2018年3月20日、巨人対日本ハムオープン戦で上原選手が登場しました。
10年ぶりの東京ドーム、7回に上原投手の名がコールされると球場内に歓声がわきあがりました。
東京ドームのスタンドはまだオープン戦なのに超満員。
これは上原効果でしょうか・・・?
そして最初の打者は日本ハムの中島選手。
ワンストライクワンボールからの3球目、デターー!!スプリット!
上原選手の格差のあるスプリットが早速でました。
ワンストライクツーボールからの4球目もスプリット。
やはり、上原投手のスプリットは凄い!
投球フォームや投げるテンポの早さなど、かつての巨人時代と変わらないフォームにちょっと感動しました。
そして、待ちに待った上原投手の初登板は1回無失点という結果でした。
下記は東京ドームで行われたオープン戦初登板の上原浩治投手の動画です。
10年ぶり東京ドームでの投球をぜひご覧ください。
読売ジャイアンツ復帰上原投手の活躍予想まとめ
オープン戦で上原投手の投球を側で見た巨人軍高橋監督も手ごたえを感じたのではないでしょうか?
かつて上原投手が巨人時代に残した輝かしい成績を知っているだけに、ファンからすれば期待せずにはいられないですよね。
本人も”周囲の期待”というプレッシャーを感じていると思います。
公式戦での活躍が期待されます。
上原投手はチームの「勝利の方程式」に入ることができるでしょうか?
ファンにとっては今年の巨人戦も目が離せませんね。
以上、読売G上原浩治選手についての記事でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。