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Windowsパソコンの起動を高速化する為に不要なアプリを削除する最も簡単な方法

パソコンの起動時間を早める方法

Winowsの起動にかかる時間が長いと思った事はありませんか?

パソコンの電源を入れてから使えるようになるまでの「起動が遅い」と思ったら、スタートアップを見直すことをおすすめします。

スタートアッププログラムを無効化する方法と起動に時間がかかる(遅い)アプリの確認の仕方について書いています。

スタートアップの無効化

スタートアップに登録したアプリケーションの数が多いと起動が遅くなる原因の1つになります。

そこでスタートアップに登録しているアプリのうち起動後すぐに使わないアプリはスタートアップの登録から削除します。

とは言っても

特に初心者の方は

・そもそも何がスタートアップに登録されているのかわからない

・どのアプリを削除すればいいかわからない

・削除の仕方は?

という方も多いと思います。

そこで無料アプリ「Quick Startup(クイックスタートアップ)」の使用をオススメします。

「Quick Startup」はパソコンに登録されたスタートアップを表示してくれます。

さらに、スタートアップから削除またはアプリを遅れて起動させるように設定できるアプリです。

クイックスタートアップのダウンロード

手順ですが、まずクイックスタートアップをインストールします。

Quick Startupのダウンロードはこちら

ダウンロードのページでは右上の「言語選択」をクリックして「日本語」を選びましょう。

ダウンロード1

「ダウンロード中」をクリックしてダウンロードします。

ダウンロード2

ダウンロードしたqssetup.exeをクリックしてインストールします。

ダウンロードファイル

アプリの使い方

インストールが終わるとデスクトップにアイコンができますのでクリックしてアプリを起動します。

アイコン

最初に起動した時は英語表示になっていますので下記手順で日本語表示にします。

画面上メニュー ヘルプ→言語→日本語

すると下記画面になりますので、ここでスタートアップに登録されているアプリが確認できます。

①スタートアッププログラムの有用性を確認

ここでユーザーの評価として「有用性」をチェックします。

スタートアッププログラムの確認

②スタートアップ登録不要と判断したら「無効」にする

スタートアップから削除

③起動を遅延させる場合

 セキュリティ以外はスイッチの右の「▼」を開き、遅延させる時間を選択する

以上のように「クイックスタートアップ」はパソコンに登録されているスタートアッププログラムを表示してくれるので、あとは不要なアプリを無効にしていくだけでパソコンの起動を早くすることができます。

起動に時間がかかるアプリを確認する

クイックスタートアップと同時に使用したいアプリがBootRacer(ブートレーサー)です。

パソコンの電源を入れてから使用できるようになるまでにどれくらい時間がかかっているのか?

起動に時間がかかるアプリはどれか?

をブートレーサーで確認できます。

<BootRacerダウンロード>

ブートレーサーのインストールはこちらから行います。

下記サイトに遷移しますので「Free Download」ボタンをクリックします。

ダウンロード1

下に画面をスクロールすると日本語のダウンロードボタン「Japanese」がありますので、それをクリックします。

ブートレーサー

下記メッセージウィンドウが表示されますので「保存」します。

BootRacerのダウンロード

ダウンロードしたzipファイルを解凍してインストーラー「bootracer-710-japan_Japanese.msi」をダブルクリックしてインストールします。

BootRacerの使い方

インストールして起動すると下記画面が表示されますので①フル起動テストを行います。

ブートレーサー

下記画面になりますので「テスト開始」をクリックします。

ブートレーサー

PCの再起動を確認するウインドウが表示されますので「はい」をクリックします。

PC再起動

テストが完了すると下記のようなメッセージが表示されます。

起動時間が「とても遅い!」という判定結果が出ました。

「詳細」をクリックして確認します。

下記画面の「スタートアップ制御」をクリックします。

パソコン起動の遅延原因の確認

下記「スタートアップ制御」画面で起動に時間がかかったアプリを教えてくれます。

さらにスタートアップから不要なアプリを削除することもできます。

スタートアップ制御画面

以上のようにスタートアップに登録されたアプリを削除→再テストを何度かくりかえしてパソコンの起動時間が早くなるように調整します。

結果、下記のように起動時間を早くすることができました。

起動が遅いを解決

最初はパソコンの起動に約142秒かかっていましたが、スタートアッププログラムを削除して何度かテストしたところ約92秒までパソコンの起動時間を早めることができました。

パソコンのスタートアップに登録されるアプリは勝手に増えてしまいますので、定期的にチェックして不要なスタートアッププログラムは登録から削除する、または遅延させて起動することをおすすめします。

パスワードをPINにしてサインインを早める方法

パソコンの電源を入れてから使えるようになるまでの時間を短縮する方法としてサインインパスワードの入力を簡素化する方法もあります。

キーボードで入力しやすくサインインが簡単になるのがPINコードの設定です。

サインインパスワードを完全に省略することもできますが、それでは不安だという方にはPINの設定がオススメです。

PINは数字だけで設定できますので素早く入力かつ起動できるのがメリットです。

下記手順で設定できます。

設定→アカウント→サインインオプションと進み「PIN」の「追加」をクリックします。

次にアカウントの現在のパスワードを入力して右下の「サインイン」をクリックします。

「PINのセットアップ」ウィンドウが開きますので、上段と下段に同じ数字を入力します。

3~4桁くらいの任意の数字を設定すると良いでしょう。

□英字と記号を含める

にチェックを入れて英字を含めることもできます。

PIN以外のパスワード

PIN以外に簡単なパスワード設定には「Windows Hello」「ピクチャパスワード」 などがあります。

Windows Helloは自分の顔や指紋で認証してロックを解除します。

ただし、設定には下記のような対応機器が必要です。

顔認証には

指紋認証には


といった専用機器が必要です。

顔認証または指紋認証の設定と対応アプリの確認はこちらでできます。

最も安全かつスピーディーにウィンドウズにログインしたい方にWindows Helloはおすすめです。

タッチパネルならピクチャパスワードも便利で早くログインできます。

ピクチャパスワードとは画面に表示された画像上の3か所にジェスチャーを入力してロックを解除する方法です。

ちなみにマウス操作も可能です。

ジェスチャーを入力する3か所のポイントが覚えやすい画像を使用するようにしましょう。

パソコンのタイプや使用する環境に応じて新しくパスワードを設定することで、ログインを今よりもっと簡単スピーディーに行うことができるでしょう。

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