ラムネ菓子をご存じでしょうか?
昔からあるお菓子で、口の中に入れた時にシュワッと口の中に広がる清涼感と甘さが私は好きです。
ラムネ菓子は子供のお菓子というイメージがありますが、最近は大人のラムネ菓子ファンが急増しているそうです。
なぜ今ラムネ菓子なのか?その人気の秘密を探ってみました。 目次
ラムネ菓子の原料はブドウ糖
SNSを中心に「二日酔いに効く」「頭がリフレッシュする」などと書き込まれることが多くなり、ラムネ菓子は今非常に売れているそうです。
ラムネ菓子の中でもロングセラー商品の「森永ラムネ」は昭和48年発売です。
ラムネジュースの瓶の形をした容器は今も昔とほとんど変わっていないですよね。
昔から子供たちを中心に愛され続けてきたラムネ菓子ですが、その原料の90%はブドウ糖なのです。
他の10%の原料はタピオカでん粉、ミルクカルシウム、酸味料、乳化剤、香料などです。
タピオカとはキャッサバ(トウダイグサ科の常緑低木)の根茎から製造したでんぷんです。
ラムネ菓子のようなお菓子の材料や料理のとろみ付けやつなぎとして用いられます。
最近は子供だけでなく仕事帰りに勉強する大人の間でもラムネ菓子ファンが増えているそうです。
集中して勉強しているとどうしても頭が疲れてしまいますが、そんな時ラムネ菓子を食べると”気分転換になる””集中力がアップする”というのが主な理由のようです。
そう感じるのには主原料であるブドウ糖の働きが大きく関係しています。
ブドウ糖は勉強などで脳を使う際のエネルギー減になるのです。
糖質の種類は、
単糖類、二糖類、多糖類などにわかれますがブドウ糖は単糖類になります。
つまり、それ以上分解されない最小単位です。
ゆえに、砂糖(二糖類)などに比べて消化や吸収が早いので食べてすぐに効果を実感しやすく、エネルギー源に向いていると言えます。
炭水化物や砂糖も摂取すれば体内でブドウ糖になりますが、最初からブドウ糖を摂ることで体内への吸収が早くなります。
このように、ラムネ菓子の原料であるブドウ糖は糖の中でも優れた糖と言えるのですね。
ブドウ糖は脳のエネルギー源
ラムネ菓子の主成分であるブドウ糖についてもう少し詳しく調べてみました。
ブドウ糖とは糖類の一つで別名グルコースとも呼ばれます。
ブドウ糖の特徴は脳のエネルギー源としての吸収が早いところです。
よって、血糖値を急上昇させることもできます。
また、ブドウ糖効果現れる速さは摂取してから15~30分くらいといわれています。
果糖とは何が違うの?
と思いますが、その大きな違いは吸収・消費の早さです。
果糖は吸収・消費が穏やかですので血糖値が急上昇することはありません。
また砂糖との違いですが、”砂糖=ブドウ糖+果糖”です。
ですのでブドウ糖と砂糖は同じではなく、ブドウ糖は「砂糖の原材料」ということになります。
また体の中のブドウ糖が不足してくると、集中力や思考力の低下やイライラなどの症状が現れます。
長時間仕事や勉強で脳を使っていると、集中力がなくなって頭がボ~ッとなってしまった経験はありませんか?
こんな時はブドウ糖が不足しているのかもしれません。
ブドウ糖を補給することで脳がリフレシュされて、またしばらくの間仕事や勉強に集中力を持続することができるでしょう。
このようにブドウ糖は脳のエネルギー源ではありますが、それだけではありません。
食べ物から摂取されたブドウ糖は腸で吸収された後、全身のエネルギー源になります。
そのため、ブドウ糖が不足すると体が疲れやすくなるという影響も出ます。
また「ブドウ糖」と呼ばれる理由ですが、果物のぶどうに多く含まれることから「ブドウ糖」と呼ばれるようです。
勉強で疲れた脳にラムネ菓子がおすすめ
最近のラムネブームの原因はその主成分であるブドウ糖にあります。
ぶどう糖は脳の唯一のエネルギー源であり、その吸収・消化の早さから効果に即効性もあります。
つまり、脳が疲れてきた時にブドウ糖を補給するのにラムネ菓子がピッタリと言えるのです。
受験生や社会人など資格取得や自己啓発で勉強する機会が多い人は、適度に休憩すると同時にラムネ菓子でブドウ糖を補給すると脳の疲れ回復効果が期待できるでしょう。
手軽にブドウ糖が補給出来て、思考力が持続できるところがラムネ菓子人気の理由と言えるでしょう。
森永ラムネの栄養成分は1本29gあたり
熱量108kcal、タンパク質0g、糖質0.3g、炭水化物26.2g、食塩相当量0g
と表示されています。
108kcalありますので、もちろん食べ過ぎれば消費されないカロリーが蓄積して太る可能性があります。
ラムネ菓子は口当たりがよくていくらでも食べてしまいそうですが、食べ過ぎてカロリーの摂りすぎにならないよう注意しましょう。
ブドウ糖を摂取できる食べ物は?
ラムネ菓子からブドウ糖が摂取できることは上記の通りですが、そのほかどんな食べ物にブドウ糖はふくまれるのでしょうか?
まずはご飯・パンに含まれます。
その他に
果物のぶどう、杏子、はちみつ、バナナ、うどん(麺類)、ごぼう、いも類
などに多く含まれます。
その他、サプリメントや栄養補助食品でブドウ糖を摂取することもできます。
ラムネ菓子の勉強効率アップ効果まとめ
ラムネ菓子の主原料であるブドウ糖は脳のエネルギー源であることがわかりました。
勉強などで長時間脳を使い続けると、ブドウ糖が不足して集中力が途切れてしまうことがあります。
そんな時、手軽にブドウ糖が補給できるのがラムネ菓子でした。
よって、ラムネ菓子は勉強効率アップ効果があるといえるでしょう。
社会人の方はもちろん、受験生や学生の方にも気分転換とブドウ糖補給にラムネ菓子はオススメです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。