「目薬がうまくさせない、苦手・・・」
という方は結構多いかもしれませんね。
特に親が子供に目薬をさすのは難しいものです。
目薬の差し方に特に決まりはありません。
基本的には自分の差しやすい方法でさせばいいと思います。
自分で言うのもなんですが私は目薬を差すのが上手だと思います。
仕事でパソコンを使うことが多いので、1日に2~3回は目薬を差します。
私が普段を行っている目薬の効果的な差し方についてご紹介したいと思います 。
左目に目薬をさす場合
まず左目に目薬を差す時は右手に目薬の容器を持ちます。
次に左手の中指または人差し指で左の下まぶたを軽く下げます。
下げた瞼から1~2センチのところに目薬の先を近づけます。
目薬を一滴たらします。
軽くまぶたをとして目薬を眼球になじませます。
こんな感じでOKです。
右目に目薬を差す場合
次に反対の右目に差してみましょう。
右目に目薬をさすときは左に目薬の容器をもちます。
右手の中指または人差し指で右目の下まぶたを軽く下げます 。
下げた下まぶたに一滴目薬をさします。
軽くまぶたを閉じて目薬を 眼球になじませます。
以上のようにすると失敗することなく効率的に 目薬をさすことができますよ。
目薬をさすときのコツ3つ
目薬を上手に差すためのコツは3点あります。
1.目薬を近づける
目薬を差す時に目から容器を遠ざけるほど目薬が目に入りにくくなります。
手を伸ばして上の方から目薬を差そうとする人を見かけますが、それではなかなかうまく薬が目に入りません。
目薬の容器(の先)をできるだけ眼球(下瞼)に近づけてすばやく差すのがコツです。
ただしこの時に目薬を近づけすぎて、まつ毛や瞼に目薬の点眼部分がふれないように注意しましょう。
2.一滴だけ差す
もうひとつのコツは1滴だけ差すことです。
目薬は 片方の目にそれぞれ1滴させば十分です。
片方の目に2滴 、3滴と差しても目から溢れてこぼれるだけです。
3.下瞼に差す
3点目のコツは下瞼に差すことです。
目薬は必ずしも瞳の真ん中に点眼薬を落とす必要はありません。
黒目の真ん中に目薬を差そうとして、思わずまぶたを閉じてしまう人も多いのではないでしょうか?
落ちてくる目薬を見ることによる恐怖心から思わず目を閉じてしまうのでしょう。
目薬をさすときは
軽く下まぶたを下げて、下げた下まぶたに一滴目薬を落とす
感じで差せば、目を閉じてしまうこともなく効率的に目薬をさすことができるでしょう。
この時、眼球だけ”気持ち上を向く”ような感じで目薬を垂らすと良いでしょう。
子供に目薬を差す裏技は?
小さな子供に親が目薬を差すのは結構難しいものですね?
苦労しているお母さんも多いのではないでしょうか?
目が充血したり、アレルギーで目が痒くなった時など子供でも目薬を差す場合があります。
子供に目薬をさす場合も基本的には下まぶたに1滴たらすようにすると良いです。
まずは子供を横に寝かせて、軽く下まぶたを下げます。
下げた下まぶたに一滴目薬を差します。
黒目の上に目薬を差そうとしても、ほとんどの場合、子供は瞼を閉じてしまいます。
仕方なくまぶたの上に落ちてしまった目薬を目に入れることになりますが、これは衛生上よくありません。
目薬はできるだけ瞼やまつげに当たることなく直接眼球に届くようにしましょう。
もっと小さな子供の場合は裏技?を使いましょう。
それは夜またはお昼寝中に目薬を差す方法です。
この場合も寝ている子供の下まぶたを軽く下げてそこに一滴目薬を垂らしてあげましょう。
私はこの裏技を使うことで、子供はもちろん、高齢者の看護でも上手く目薬を差すことができました。
目薬を差す時の視線は?
目薬を差す時にどうしても目を閉じてしまう・・・という方も多いと思います。
おそらく恐怖心から無意識に目を閉じてしまうのでしょう。
しかし目薬をさすことに慣れてしまうと恐怖心もなくなり、まぶたを閉じてしまうこともなくなります。
ちなみに目薬を差すときの視線ですが、私の場合は落ちてくる一滴の目薬を見ています。
最初は無意識にまぶたを閉じてしまいましたが、いつからか忘れましたが上手く目薬がさせるようになりました。
目薬をさした後はあまり強く目を閉じてしまうとせっかくの目薬が目からこぼれ落ちてしまいます。
薬が眼球に馴染むように軽く目を閉じるかゆっくりと瞬きをすると良いでしょう。
私はゆっくりと大きく眼球を回すことで、目薬が眼球に馴染みやすくしています。