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大阪市北斎場でお通夜と告別式|駐車場や控室の様子や食事など

北斎場での家族葬について

先日大阪市の北斎場でお通夜と告別式を行いました。

家族葬でした。

北斎場に関してはホームページはあるものの詳しい情報は記載されておらず、特に式場の様子がほとんどわかりませんでした。

大阪市立北斎場で葬式をした時に分かったことや、事前に知っておくと良いと思われることを私の体験をもとに書いておきたいと思います。

大阪市立北斎場での家族葬

大阪市立北斎場は市立の斎場で火葬だけでなく式場施設も設置しています。

今回は北斎場に併設されている式場施設でお通夜と告別式を行いました。

北斎場には火葬炉が20炉もありますが、併設する式場ホールは2~3つしかありません。

火葬場に併設されているだけあって、告別式後に火葬場まで移動する必要がありません。

私たちが葬儀を行ったホールはおそらく中式場で、この中式場が北斎場には2つあります。

他には小式場が1つあるようです。

中式場は2つが並んでいます。

1階駐車場に面してそれぞれの入口があります。

火葬場は2Fです。

式場控室と通夜振る舞いについて

私が使用した中式場にはホールの隣に控室として和室が2部屋ありました。

ホールも控室もかなり”古さ”を感じました。

10畳の部屋と6畳ほどの部屋でしたが、6畳の方はお坊さんの控室でした。

お通夜では読経は行わなっかった為、お坊さんの控室は特に使用しませんでした。

控室には4~6名ほどが座れるテーブルが2つと座布団・ポット・湯のみ茶碗・お茶の葉が用意されていました。

ポットは葬儀屋が用意してくれました。

逆に、これら以外は自分で持ち込む必要がありました。

例えばお通夜振る舞いと呼ばれる食事や飲み物ですが、これは料理屋を手配して控室へ運んでもらうこともできるようです。

しかし、私たちは家族だけでしたので料理は自分達で持ち込みました。

宅配すしを持ち込んだのですが、小皿を用意しておけば良かったと思いました。

あとはペットボトルのお茶・ジュース・お菓子などを持ち込みました。

ウエットティッシュもあると重宝すると思います。

すぐ側の流し場にゴミ捨て用のビニール袋を用意してくれましたが、部屋用にもゴミ袋を持って行くと良いと思います。

家族葬なら料理や食べ物を自分で持ち込めば十分だと思いますし費用が安く済みますが、自分たちで箸やお皿・飲み物なども用意する必要があります。

当然、配膳・片付けも必要です。

葬儀屋によって控室に用意してくれるものは違うと思いますので事前に確認することをオススメします。

控室ではお通夜の晩泊ることもできます。

ただ、ふとんは別途用意(レンタル・持ち込み)する必要があると思います。

葬儀屋に聞いた話では布団のレンタル代は一組3千円ほどだそうです。

控室に風呂・洗面所はありませんでした。

タオルや洗面道具も置いていません。

トイレも控室内にはありません。

私は家が北斎場から近かった為、お通夜の日の夜11時ころに一旦家に帰りました。

会場の施錠はできないようですので、この際貴重品は持ち帰りました。

ちなみに北斎場のとなりに天然温泉「なにわの湯」があります。

告別式の精進落し料理など

告別式の後の食事(精進落とし)は北斎場のすぐ目の前にある仏事料理専門店「三徳庵」を利用しました。

最初に葬儀屋との打ち合わせの際に予約しました。

精進落としは火葬が始まってから収骨までの1時間ちょっとの間に済ませる必要がありました。

北斎場までお店のスタッフの方が迎えに来てくれました。

20人は座れそうな個室でしたが、13人でゆっくりと食事ができました。

個室の一番奥に遺影を立てて置いてくれました。

スタッフも感じのいい方々でした。

料理はいくつかある中の1人3900円にしました。

飲み物(ドリンク)は栓を抜いた分だけ別精算です。

精進落としの代金はこの場で支払います。

私はクレジットカードで支払いました。

収骨の時間になると、またお店のスタッフの方が北斎場まで案内してくれました。

収骨

収骨の順番が来るまで2Fの「市民休憩室」で待ちます。

この「市民休憩室」はとても広々した明るくてきれいな空間でした。

ただし、ここでの飲食はできません。

前に大きな電光掲示板があり火葬が終わった炉の番号が表示されますので、炉の前に移動して収骨を行います。

収骨は北斎場職員の方の案内で行います。

他にも収骨している家族が何組かおられました。

収骨は個室でもなく衝立のようなものもないオープンなスペースで手際よく進めていく感じです。

時間にして10~15分くらいだったと思います。

収骨後はそのまま駐車場に直行して家路に向かいました。

北斎場の駐車場

大阪市立北斎場の駐車場は地下にあります。無料です。

ただし夜8時半になると出入り口が閉まってしまいます。

翌朝まで車が駐車場から出せません。

お通夜で夜遅く帰る予定だった私は、早めに1階駐車場に車を移動させました。

1Fの駐車場に止めておけば夜中でも出入りできます。

ただ、1Fの駐車場はバス用ですので日中は必ず地下駐車場を利用しましょう。

北斎場の最寄り駅は地下鉄谷町線・堺筋線「天神橋筋六丁目」駅です。

北斎場の周辺には大阪市設北霊園の他、仏事料理専門店が数件あります。

住宅街にある火葬場ですがすぐ周辺にスーパーやコンビニはなかったと思います。

葬式費用

お葬式にかかった費用ですが、葬儀屋に支払った金額は50万円弱でした。

これは事前の打ち合わせ(見積もり)通りです。

あとは精進落とし料理代が約6万円とお坊さんへのお布施が8万5千円(法名授かり込み)は当日直接支払いました。

お坊さんの読経はお通夜は無しで告別式だけ(僧侶さまの読経は告別式、火葬、初七日の計3回)お願いしましたので8万5千円でした。

お坊さんの手配は葬儀屋に依頼しました。

ちなみに「お坊さん便」でした。

以上、大阪市北斎場と併設する式場について私の経験をもとに書かせていただきました。

何か参考になりましたら幸いです。

四十九日・納骨法要を終えて

昨日、四十九日と納骨を無事終えました。

お墓のある香川県で四十九日の法要と納骨式を同時に行いました。

早めに「お坊さん便」で予約していました。

お墓がある墓園にお坊さんに直接来ていただき、お経を上げてもらいました。

当日は開始予定時間の15分くらい前にはお坊さんが墓地に到着されました。

「本日はお世話になります。」

とお互い挨拶した後、私は納骨の段取りをご住職さんに尋ねました。

まず、お墓の中に遺骨を壺のまま収めました。

納骨の仕方は地域や宗派、お寺(菩提寺)によってやり方が違うようです。

今回はすでに収められている先祖と同じように骨壺に故人の名を書いて収めました。

その後、読経が始まりました。

梅雨に入ったばかりで天気が心配でしたが何とかその日1日は天候にめぐまれ、30分ほどで納骨式を終えました。

読経の後には法話もしていただきました。

お寺とのお付き合いもほとんどなくなってしまった自分たち家族・親戚にとって、とてもありがたいお話をして下さいました。

 

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