愛車の車検費用は結構高いですよね?
「次はディーラー以外で車検しようか・・・」
車検が近づいてくると考える方も多いのではないでしょうか?
そこでディーラー車検とディーラー以外で車検を受けた場合との費用やメリットについて私の経験を元に比較してみたいと思います。
ディーラー以外で車検をお考えの方、是非ご参考ください。
ディーラー以外の車検でいくら安くなる?
車検を受ける場合に最も気になることといえば
車検費用がいくらなのか
ではないでしょうか?
同じ車の車検代でもディーラーや整備工場、ガソリンスタンド、カー用品店によって車検代総額はか変わってきます。
私は今までディーラー車検とディーラー以外での車検両方を利用した経験があります。
一般的に
ディーラー車検は高い
と言われますが、車検代総額を比較するとディーラー以外で車検する方が安く済む傾向があります。
2.0リッターの乗用車クラスの車検をディーラー以外で何度か受けた時の車検総額は約8万円でした。
ディーラー以外とは、
・コスモ石油
・オートバックス
・車検センター
・民間自動車整備工場
などです。
ちなみに、新車の初回車検をディーラーで受けた時の車検代総額は10万円でした。
初回車検でしたので、ほとんど部品交換もせず”車検を通すだけ”といった内容でした。
最初のディーラーの見積りでは20万円近かったのですが、不要な整備・交換は可能な限り省いて最小限の項目だけにしてもらった結果です。
ディーラーの最初の見積にはタイヤとバッテリー交換代も含まれていたので、かなり費用が高くなっていました。
もしもディーラー以外で車検を受けていたら、さらに2~3万は安く受けれたと思います。
車検見積代①72,686円
本日、愛車の2回目(5年目)の車検代見積に行ってきました。
前回(初回車検)はディーラーでしたが、今回はネットで見つけた車検専門店で車検することにしました。
その一番の理由は”車検総額を安く抑えたいから”です。
その車検専門店は家から車で約10分。
とはいえ初めての店だったので予約時間に遅れないように早めに家を出ました。
一応カーナビに店の住所を登録して出発しました。
店の近くまでは予定通り行けたのですが、目的地に到着しても店舗が見つかりません。
あるはずの車検専門店がなく、そばにガソリンスタンドがあるだけでした。
2回も店に電話して場所を確認したのですが、やはりすぐ側まで来ているようです。
しかし、店は見つからず・・・あきらめて帰ろうとした時に最初に前を通ったガソリンスタンドのスタッフと目が会いました。
このガソリンスタンドが私が探していた車検専門店でした。
”車検専門店”の看板が一切出ていないし・・・わかりにくい・・・
車検専門店じゃなくて普通にガソリンスタンドやん・・・
初めての場所はこういうことがありますからね。
ちょっと慌てましたが何とか到着して、事前点検&見積が完了しました。
最初に提示された見積もりは17万円ほどでしたが、
「車検を通すだけの最低限の整備で結構です。」
と伝えて、全て?整備項目は見積から外してもらいました。
その結果、車検代見積総額は
72,686円
代車も無料で用意してもらえます。
想定通りに車検代を安く抑えることができました。
今回車検を依頼するお店は事前点検で見積りを出してから、車検入庫日を決めます。
つまり車検前に1回は足を運ぶ必要があります。
また、車検当日は2日間車を預けます。
入庫した当日に乗って帰ることはできません。
初めてのお店は何かと様子がわからず、思っていたのと違う事もありますが、結果的に車検総額を安くできた事には満足しています。
車検代見積②
以前自分の車にドライブレコーダーを取り付けたことがあります。
その時に利用した自動車整備工場から車検見積もりが届きましたので参考に掲載します。
項目 | 金額 |
自賠責保険料 | 25,830円 |
自動車重量税 | 32,800円 |
車検代行料 | 16,500円 |
印紙・書類代 | 1,700円 |
合計 | 76,830円 |
ここも安いですね・・・
もう少し早く案内ハガキが届いていれば、選択肢のひとつになっていたのですが。
ただ残念なことに、この工場は家からちょっと遠いんです。
代車を無料で借りれるのでいいのですが同じくらいの車検代なら、家から近い方がいいかなぁ・・と思います。
車検代の違いの理由
同じ車でも車検をどこに頼むか?によって、費用が違ってきます。
車検代は大きく分けると
・法定費用
・車検代行&整備費用
からなります。
そのうち法定費用についてはどこで車検を受けても同じ金額です。
車検費用総額の違いは法定費用以外の部分で違ってきます。
ディーラーでの車検見積は下記の通りでした。
・車検代行手数料 16,200円
・法定基本点検
24ヶ月 定期点検 21,600円
保安確認検査料 7,560円
上記合計費用は45,360円です。
法定費用とは別に最低限
45,360円かかります。
他のディーラー以外の基本料金についても調べてみました。
車検速太郎
・車検基本料
車検基本料 14,040円
申請代行料 0円
淀川車検
・点検費用
車検基本料 14,040円
セーフティ点検料 7,560円
申請代行料 0円
ダイヤ車検
・車検基本料 6,480円
・法定24ヶ月点検 10,800円
・整備点検料 15,000円※大型車(1.5~2.0t未満)
こうして比較してみると、ディーラー以外の方が”車検基本料”が安い傾向があります。
さらに、ディーラー以外の場合は大抵”ネット割引”があります。
店によって”ネット割引”の内容や値引き額は違いますが、これが結構大きいです。
例えば、
・車検速太郎の割引は最大3,240円
・淀川車検の割引は最大11,000円
・ダイヤ車検の割引は最大19,000円
ディーラー車検も値引きしてくれる場合もありますが、これほどの”割引”はないでしょう。
各種割引を上手に利用すればディーラー車検よりもかなり安く車検を受けれるでしょう。
ディーラー以外で車検を受けるメリット
私は今までにも何度か愛車の車検を受けてきました。
ディーラー車検を利用したこともありますし、ディーラー以外の車検を利用したこともあります。
ディーラー以外で車検を受けるメリットですが、第一に
車検総額を安く抑えることができる
ところです。
すでに書きましたが、ディーラー車検は車検基本料金が比較的に高く設定されている傾向があります。
値引きもどちらかと言うと少なめです。
ディーラー以外の場合は車検基本料金がディーラーに比べて安く設定されているところが多いです 。
さらにインターネット割引を始め各種割引を実施しているお店も多いです。
これらの理由からディーラー以外で車検を受ける方が車検総額を安く済ませることができます。
”車検費用が安い”というのは大きなメリットのひとつですね。
2つ目のメリットは”早い”です。
ディーラー車検の場合、車検に必要な期間は最低でも2~3日はかかりました。
ディーラー以外のお店の場合、早いところでは1時間ほどで車検が終わります。
つまり待っている間に車検が完了して、乗って帰れるところもあります。
ディーラー以外の車検が全てというわけではありませんが、最早の場合は1時間程度で車検が完了するというのはとても魅力的なメリットと言えるでしょう。
3つ目のメリットは”比較”できるところです。
ディーラー以外にも車検が受けれるところはたくさんあります。
・ガソリンスタンド
・オートバックス(カー用品店)
・自動車整備工場
・車検専門店
などの車検費用やサービス内容等をネットで簡単に比較することができます。
比較した結果自分の希望条件に合ったお店で車検を受けることができます。
”比較できる”というのもディーラー以外で車検を受ける時のメリットと言えるでしょう。
こんな人はディーラー車検がおすすめ
あえてディーラー車検をおすすめする方もいます。
・普段のメンテナンスはディーラーを利用している
・車のことはよくわからない
・ できるだけ車検に手間をかけたくない
私は何度かディーラー車検を利用した経験がありますが一言で言うと
”手間がかからない”
というメリットがあります。
点検整備項目についても”お任せ”できますし、車に詳しくない方でも必要十分なメンテナンスを受けることができます。
普段からディーラーでオイル交換や定期点検などを 実施している方にとっては、車検もディーラーで受ける方が多いのではないでしょうか?
車検をどこで受けようか?
と探したり迷う必要もないですしね。
逆にディーラー以外での車検をお勧めする方は
・車検総額を少しでも安く抑えたい
・普段から自分で簡単なメンテナンスはしている
・ ディーラーにこだわらない
・短時間で車検を終わらせたい
といった方です。
今まではディーラー車検を利用してきたけど、次はディーラー以外で車検を検討しているという方はまずはネットで検索してみることから始めましょう。
ヤフーやグーグルの検索窓で
ネット検索
”車検 △〇×”(△〇×はお住まいの地域)
と入力して検索するとその地域の車検場がたくさん見つかるでしょう。
消耗品交換のタイミングは?
車を構成する部品の中には定期的に交換が必要な”消耗品”と言われる部品もたくさんあります。
代表的なものとしては
・エンジンオイル
・バッテリー
・タイヤ
などがあります。
特に車検時にバッテリーとタイヤを交換するかしないかで車検総額が何万円か違ってきます。
ディーラーの車検では消耗品は早めに交換を勧められる傾向があります。
交換しないと車検に通らない
といったものは当然交換が必要です。
しかしそうでない場合、消耗部品の交換を勧められても状況によっては”交換しない”という選択肢もあります。
そのあたりの判断か素人には難しいところですよね。
当然費用が絡んでくるところですので、
本当に交換が必要なのか?
まだまだ使えるのか?
見積の内容でよくわからない項目は整備士に確認して判断することをお勧めします。