先日いつものように HP のノートパソコンを使っていると、バッテリーが充電されないことに気づきました。
サポートアシスタントなどの無料ツールを使って調べたところもうバッテリーがダメなことが分かり交換することにしました。
自分の HP ノートパソコンに対応するのがバッテリーはどれか?
調べて自分でバッテリーを交換した時の手順についてまとめました。
HP のノートパソコン用バッテリーを探す
ノートパソコンのバッテリーは消耗品です。
使用方法や使用頻度によって耐久年数は変わってきますが、およそ2~3年がパソコンバッテリーの寿命と言われています。
画面右下に表示されているバッテリーマークにカーソルをあてると、
”0%が使用可能です(電源に接続;充電していません)”
というメッセージが表示されました。
ヒューレットパッカードからは HP support Assistant という無料のチェックツールが提供されています。
このツールを使ってバッテリーチェックを行ったところ交換が必要なことがわかりました。
HPサポートツール(無料)は下記公式HPからダウンロードできます。
メモ
https://www8.hp.com/jp/ja/campaigns/hpsupportassistant/hpsupport.html
https://www8.hp.com/jp/ja/campaigns/hpsupportassistant/pc-diags.html
できるなら互換バッテリーで安く済ませたいものです。
そこで Amazonで互換バッテリーを探してみました。
バッテリーは機種ごとに違いますので、間違って購入すると自分のパソコンに使用できない場合もあります。
ここは慎重に自分のパソコンのバッテリーの型番などを確認する必要があります。
一番間違いないのはHPの公式ホームページでバッテリーを探して購入する方法です。
私もまず最初に HP の公式ホームページでノートパソコンに該当するバッテリーを探しました。
しかし、残念ながら対応するバッテリーはHPオンライン公式ストアでは売っていませんでした。
そこで他のネットショップAmazonや楽天、ヤフーショッピングなどで探すことにしました。
互換バッテリーを探す際はパーツナンバー(HP part number)で探すと間違いありません。
HPノートパソコンのバッテリーのパーツ№はバッテリーを外さないと見えません。
ちなみに私が使用しているバッテリーのHPパーツナンバーは807612-131です。
ヤフーやグーグルの検索エンジンで
「バッテリー 807612-131」
というキーワードで検索します。
検索結果にヒットしたAmazon の商品説明ページです。
画像の赤枠の部分に HPパーツナンバーが記載されていますね。
今回私はパーツナンバーでバッテリーを検索しましたがバッテリーによっては「型番」「機種」でも検索が可能です。
「型番」とは例えば
HSTNN- IB7B
といった英数字がそうです。
私が探していた HP バッテリーはこの「型番」では検索にヒットしなかったので、 HPパーツナンバーで検索しました。
同じHPのノートパソコン用バッテリーでも製品によってバッテリーの大きさや形が違います。
せっかくネットで安い互換バッテリーを見つけても自分のパソコンに合わなければ意味がありません。
バッテリーを買い換える際は「型番」や「 HP パーツナンバー」などを確認して間違って買わないように注意しましょう。
バッテリーの交換
私の使っている HP パソコンは購入して3年ほど経ちます。
HP support Assistantを使用してパソコンのチェックを行ったところバッテリー以外は問題なく使えそうでした。
そこでバッテリーを交換してパソコン自体は使い続けることにしました。
早速宅配便で届いた互換バッテリーを HPノートPC に装填しました。
HPノートパソコンのバッテリーの外し方はとても簡単です。
まずはパソコンの電源を落とします。
ACアダプター(電源アダプター)を外します。
パソコンの裏側に二つのスライドロックがあります。
その二つのスライドロックを内側にスライドすると簡単にバッテリーが外れます。
次に新しい HP バッテリーを本体に装着します。
この時カチッと音がしてスライドロックがかかることを確認しましょう。
これでバッテリーの交換は終わりです。
ACアダプターをPCに差して、電源を入れます。
画面の右下に表示されている”電池マーク”にカーソルを当てて充電されていることを確認しましょう。
完全に充電されると
「完全に充電されました(100%)」
という風に表示されます。
バッテリーが充電できない時は
HPノートパソコンのバッテリーが充電できずに使えない場合でも、 AC 電源を使ってパソコンを使うことはできます。
しかし AC アダプターをパソコン本体から抜いた途端に電源は供給されなくなりパソコンは落ちてしまいます。
当然、ノートブックなのに持ち歩くこともできませんでした。
しかし今回バッテリーを交換することでノートブックとしての機能が復活しました。
ノートパソコンの本領発揮、といったところでしょうか?
バッテリーの外し方がとても簡単で良かったと思います。
ドライバーなどの道具を何一つ使うこともなくワンタッチでバッテリーが交換できるのはとても便利です。
ノート PC バッテリーの寿命について
ノートパソコンのバッテリーはヒューレットパッカードに限らずどこのメーカーのバッテリーも寿命があります。
使用しているとだんだんバッテリー性能が低下していきます。
性能が低下すると下記のような症状が出てきます。
バッテリーの持ち時間が短くなる
以前は100%の充電状態なら5~6時間はバッテリーだけで作業ができていたのに、最近は3時間ちょっとしかもちませんでした。
言い換えると電池の減りが早くなります。
100%充電できない
バッテリーの機能が正常な場合は電源に接続している間にバッテリーが充電されて、100%の充電状態になります。
しかしバッテリーが劣化してくると100%まで充電されず90%、80%ぐらいまでしか充電されないようになります。
さらにバッテリーが劣化すると電源に接続していてもまったく充電されなくなります。
バッテリーの充電が0%ですから、 AC 電源コードを抜くと電源が供給されずにすぐにパソコンが落ちてしまいます。
こうなると絶えず電源を挿しておく必要があります。
ノートパソコンならではの”持ち運んでPCを使う”ことができなくなってしまいますね 。
私もしばらくは電源プラグを挿した状態でしかノートパソコンを使うことができず、とても不便でした。
今回無事に互換バッテリーが見つかり交換することができてよかったです。
バッテリーの寿命を診断する
パソコンを使用していて
「何か調子がおかしい・・・?」
そう思ったら
- HP PC Hardware Diagnostics Windows
- HP support Assistant
を使用して診断してみると良いでしょう。
いずれもHP公式ホームページから無料でダウンロードできるソフトウェアです。
私はHP PC Hardware Diagnostics Windowsで自分の HPノートパソコンのバッテリーが寿命であることを確認しました。
寿命となれば
- バッテリーを交換するか?
- パソコン自体を買い替えるか?
という選択になるでしょう。
HPバッテリーの交換手順
バッテリー交換手順は以下の通りです。
1.HP から無料で提供されているバッテリーチェックツールでバッテリーの状態をチェックします。
2.HP support Assistant パソコンの製品名・製品番号・シリアル番号を確認します。
3.HP パーツストア から交換用バッテリーをオンライン注文します。
在庫があり、購入可能な場合はHPパーツストアから購入すると間違いないでしょう。
今回私が欲しかったバッテリーは HPパーツストアでは購入できませんでした。
ちなみにバッテリーの価格は14700円から17800円でした。
パソコンバッテリーというのは値段が高いですね。
パーツストアで購入できなかったということもあり、他のネットショップで互換バッテリーを見つけて購入しました。
Amazon で見つけた互換バッテリーは3,600円でした。
商品ページに書かれている HPパーツナンバーまたは型番が、探しているバッテリーと同じであること確認して購入しましょう。
ネットで互換バッテリーを見つけることができたおかげで、かなり安くバッテリーを交換することができました。
HP ノートパソコンのバッテリーが充電できなくてお困りの方、この記事でご紹介した方法で互換バッテリーを探してみてはいかがですか?