摂取カロリーのコントロールは、色々なダイエット方法がある中でも特に意識したいポイントです。
人間というのは一日に必要な摂取カロリー量がある程度決まっており、その摂取量が消費する量を上回ってしまうと太ってしまうという仕組みとなっています。
従って、ダイエットを達成するために必要なことは一日に摂取するカロリー量が、消費するカロリー量よりも多くならないように意識することです。
目次
まずは1日の摂取カロリーを知る
消費するカロリーは性別や普段の生活スタイルによって違いますし、体質や体型でもカロリーの消費量に差が出ます。
一日に消費するカロリー量より、摂取するカロリー量が多い状態が続くとだんだんと体脂肪の蓄積が増して太ってしまうでしょう。
ダイエットを考えた際にはまず、自分の普段のカロリー摂取量を調べることが必要となります。
一週間と期間を区切って食事内容を記録したり、何か食べる時にはスマホで写真を撮る習慣をつけて後でまとめて確認するなどで、自分自身の食事の量を改めて知ることができます。
カロリー管理アプリ「楽々カロリー」「もぐたん」などを活用するのもいいでしょう。
カロリー表記があるメニューや買った時に記録を残しておくことで、自分は一体どんな食材でカロリーを得ているのかを自覚しやすくなります。
大体でいいので、どの食材がどのくらいのカロリーになっているかがわかればダイエット中の食事も決めやすくなります。
ダイエットプランを立てる時には、運動で使うカロリーと食事で摂取するカロリーについて知ることが大事です。
自分の生活を振り返って、カロリー摂取量を確認することで効率よくダイエットを進めることができるようになるでしょう。
自分の基礎代謝量を知る
一日に消費するカロリーが一日に摂取するカロリー量を上回っている状態が理想と言えます。
人体は健康で生きていくために絶えずカロリーを使っています。
寝ている時や特に運動をしていない時でも一定のカロリーを燃焼しています。
生命維持に必要なカロリー消費量を基礎代謝量と言います。
体型や年齢、性別によって基礎代謝は差が出ます。
基礎代謝量は加齢とともに減っていきます。
食事の分量や運動量を決める時には、まず自分の基礎代謝がどの程度か?簡単に調べることができるサイトもありますので利用すると良いでしょう。
消費するカロリーの量をコントロールするために積極的に体を動かす習慣をつくれば、より速やかにダイエット効果が期待できるでしょう。
たくさんカロリーを消費するには負荷の大きい運動をすることです。
基礎代謝と運動で消費するカロリーの合計が、体内で使うカロリー量です。
もし短期間で体重を落としたいのであれば、摂取カロリーを抑えめにして積極的に運動をするのが極意と言えます。
ダイエットのためにと限界ぎりぎりまで食事の量を減らす人がいますが、カロリー制限をやりすぎるとリバウンドの可能性が高まるので要注意です。
サプリメント活用のコツ
ダイエットにサプリメントを上手に取り入れることで、身体に負荷をかけずにカロリーコントロールが可能です。
最近は、糖質制限が可能なサプリメントが関心を集めています。
米類や、小麦粉類などの炭水化物を主体とする食材を避けることで体重を減らすという炭水化物ダイエットをする人が増加しています。
糖質制限効果のあるサプリメントは、食前に摂取したり食事に混ぜ込んで食べることで手軽にサプリメント効果が実感できます。
加齢と共に基礎代謝は下がってきますので、徐々にダイエットが難しくなってきます。
忙しいスケジュールの中で生活している人は運動をする時間がとれない人もいるでしょう。
甘いスイーツやお菓子など好きなものを我慢することが苦痛になる人もいます。
糖質制限が可能なサプリメントを使うことで、これまでどおりの食事の摂り方で体重を減らすことも可能になります。
高カロリーの食事を摂る前に、一日一回だけ飲むというわかりやすいサプリメントもあります。
サプリメントを活用したダイエットはどんな人でも気軽に実践できますので、食事コントロールがうまくいかなかった人にもお勧めです。
糖質の吸収を抑える成分をサプリメントを活用しましょう。
こんにゃく・しらたきを使った食事メニュー
ダイエットはいかに食事の量を抑えめにしてカロリーダウンするか?が成功の鍵となります。
食事の分量を減らすダイエットは精神的なストレスも大きくなるため、長期的な実践が困難になりがちです。
どんな食事がダイエット時には向いているかは、色々な情報媒体に載っています。
手軽につくることができて、お腹も満足できる、低カロリーの献立を活用しましょう。
こんにゃくや、しらたきを積極的に料理に使うことでダイエット効果のあるレシピにできます。
例えばパスタの代わりにしらたきを使ったり、焼きそばの代わりにもしらたきを使うというレシピです。
一食のカロリーを制限するためにご飯を半分に減らしてしらたきを加えたり、ご飯を炊く時に刻んだしらたきをプラスするという方法があります。
もしもダイエットをしているけれどおいしいものも食べたいと思っているなら自宅での料理だけでなくダイエット中はどういう食事が適しているかを知ることです。
ロングスパンのダイエットをしたいと思っている人は、こんにゃくやしらたきを使って少しずつ食事内容を組み替えていきましょう。
摂取カロリー量は抑えつつ、お腹が満足できるような食事をするためにはこんにゃくや白滝を使ったレシピを積極的に用いてみてください。こんにゃくやしらたきを普段の食事に置き換えるだけの手軽な方法ですが、十分なダイエット効果が期待できるでしょう。
短期間で痩せる為に
糖質制限ダイエットは、短期間でダイエットをしたいという人にお勧めの方法です。
糖質制限によるダイエットは、数週間続けることで結構な体重減少効果が得られルというメリットがあります。
食事を摂るときに炭水化物を避けるというルールを守っていれば、糖質制限ダイエットは簡単です。
ごはんやパンなどの主食は制限する必要がありますが、おかずや副菜は食べられますので実行は比較的簡単なものです。
1週間ほどの糖質制限ダイエットをしたところ、体重が3kgほど減ったというケースもあります。
ダイエットが長引くとやる気が低下することがありますが、短期間のダイエットなら集中して取り組めるでしょう。
あくまで糖質の摂取量を減らすことが糖質制限ダイエットの主旨ですので、唐揚げや肉類については摂取量に制限はありません。
とはいえ、高カロリーの食事ばかり続けていると体脂肪が増加して太ってしまいます。
炭水化物の摂取をコントロールする糖質制限ダイエットをしている時は、カロリー過多な食事にならないように注意しましょう。
急激なダイエットは逆効果?
短期間でダイエットをするとリバウンドしやすくなるのは本当なのでしょうか?
もしも、ダイエットの結果を出すまでの期間を1週間と区切って行うのなら取り組むべきダイエットの内容は体への負担が大きなものになるでしょう。
1回分の食事量を大幅に減らしたり夕食は食べずに一日二食で過ごすなど身体への負担が大きいダイエットになります。
こういった厳しい制限付きのダイエット方法を実践すると、短期間で簡単に痩せることができるでしょう。
人間の体は飢餓状態になると、食事などで補給されたカロリーはできるだけ蓄積し最低限だけを消費して生きていこうといます。
そうなると少ししか食べていないのに体重が落ちない、という状態になりかねません。
もしもの時に備えて身体は脂肪を溜め込みやすくなるので、一度飢餓状態になるとその後は脂肪が増えやすい体質になります。
一度こうなってしまうとなかなかダイエットがうまくいかなくなりますので、食事制限をする時には注意する必要があります。
ですからダイエットをする時には短期間で体重を落とすのではなく、体に負担のかからない方法を選択しましょう。
もしダイエットを短期間ですることになったら、行き当たりばったりのダイエットではなく食事制限の仕方や目標体重までの運動ノルマなどをまず詳細に決めましょう。
体が必要としている分の栄養は摂取しつつ運動の負荷は増やして脂肪を燃やすことができれば短期間のダイエットでも一定の成果が期待できるでしょう。