先日我が家では初めて「自転車保険」に家族全員加入しました。
半年前にコーナンで長男が自転車を買った時に半年間保険料無料の自転車保険に加入しました。
先日その保険の更新案内メールが届いたのをきっかけに、家族全員の自転車保険加入を考えました。
自転車保険は必要?
幸いなことにうちの家族は今までこれといって自転車事故は起こしていません。
我が家の自転車利用状況を再度確認すると、
妻は毎日パートに自転車に乗って行きます。
あと息子2人も塾やら遊びやら部活などでよく自転車に乗ります。
私が家族の中では一番自転車に乗らない人です。
にもかかわらず、「自転車保険」には長男以外加入していませんでした。
その長男の自転車保険も補償期間が終了して更新が近づいてきたのです。
最近は新聞やテレビニュースや自治体・学校などでも自転車事故による賠償責任にかかわる話をよく耳にします。
しかも、
大阪府では大阪府自転車条例の施工により、平成28年7月1日から自転車保険の加入が義務となりました。
いや、そうでしたか・・義務化されてたんですね、知らなかった・・(汗)
一昔前までは
自転車保険?なにそれ?
って感じで必要性を全く感じなかったのですが、最近は自転車による事故が増えたんでしょうか?
小学生・中学生が乗った自転車が他人をケガさせて被害者から数千万の賠償金を請求された
なんてニュースを聞くと「2人も子供がいるうちも他人事でないなぁ」と思いました。
自転車保険の選び方
そこで自転車保険に加入するにあたり、真剣に比較することにしました。
全労災、コーナン保険サービス(長男だけが半年間加入してたとこ)、おおさか府民の自転車保険とあと1つ、どこだったか忘れましたが4か所ほどの保険内容と保険料を比較してみました。
自転車保険はまだまだ他にもあります。
googleの検索窓に「自転車保険」と入れて検索すると、
楽天自転車保険
三井住友海上
全日本交通安全協会
イオン保険マーケット
au損保
などなど、他にもたくさん検索結果に出てきます。
保険なんてどこも似たようなものかと思っていたんですが、条件や補償内容も違えば保険料もかなり違うんですね。
これは自分(の家族)に合ったに補償内容の保険を選ぶ必要があると思いました。
うちの場合、自転車保険の条件としてまず”家族型”をえらぶ必要がありました。
4人家族のうち3人はほぼ毎日自転車に乗りますし、残る私もたまに乗ることもあります。
よって、家族全員が補償対象であることが前提です。
次に補償範囲をどこまでにするか?
相手への補償は必須ですが、
自分がケガや入院した時の補償はどうするか?
自転車事故のみ補償するタイプや自転車以外のケガなども補償対象とするのか?
入院はもちろん通院時も保険金が支払われるのか?
などによって保険金額が変わってきます。
当然、補償内容が手厚いほど保険金額は高くなります。
ちなみに賠償責任補償額については、私が比較した保険は全て1億円でした。
保険料を安くするなら
「自転車保険の保険料をできるだけ安くしたい」
とお考えの方も多いと思います。
あれもこれも、こんな時も補償・・・と補償内容が手厚くなるほど保険料は高くなります。
保険料を安くするなら、自転車事故に限定して、
相手への補償以外の補償は最低限にすることです。
言い換えれば、家族が万が一自転車で他人に危害を加えてしまった時の相手への賠償責任補償の為に保険に加入することです。
手厚い補償内容とはいかないかもしれませんが、そうすれば保険料は安く済むでしょう。
それでも、万が一の時に相手への賠償責任は補償されます。
我が家も自転車保険は
・自転車事故に関するトラブル限定
・賠償責任補償対象は家族全員
・ケガの補償は最低限
という条件で決めましたので、保険金はかなり安く抑えることができました。
同じような補償内容でも保険会社や団体によって保険料が違うこともわかりました。
自転車保険もネットですぐに比較することができますので、安易に選ばずに比較検討することをオススメします。
保険の目的を明確にする
実際に自転車保険について比較を始めると、相手への賠償責任以外の部分でもいろいろ補償してくれる保険がいいように思いました。
例えば、
- 自転車事故以外の事故についても補償
- ケガで通院した時や入院したときに支払われる保険金が高い
- 自転車ロードサービスが付いている
など充実した補償内容に保険としての魅力を感じました。
しかし、保障範囲が広く内容が充実するほど保険料は高くなります。
何の為に自転車保険に加入するのか?
保険に加入する目的をハッキリさせないと補償を欲張った結果保険料が思ったより高くなってしまい後で後悔することになりかねません。
私は”相手への補償”を目的に自転車保険を選びました。
ケガに対する補償は手厚いとは言えませんがその分保険料もかなり安くて済みました。
キメテは相手への補償金額と保険料の安さ
いくつか比較検討した結果「おおさか府民の自転車保険」の"家族型プランC"に加入しました。
年間保険料は2,720円です。
主な補償内容
ケガの補償(家族全員)入院保険金 2,000円/日 ※通院の補償なし
死亡・後遺障害 500~300万円
この自転車保険にした決め手は、賠償責任がしっかり補償されていることと年額保険料の安さです。
自転車保険としては補償内容はこれで十分と判断しました。
ちなみに「おおさか府民の自転車保険」へ加入するには「自転車会員サイクルメンバーズ」に入会する必要があります。
自転車会員サイクルメンバーズにはいくつか入会資格があります。
その一つは”大阪府内で自転車を利用される方”です。
このように、お住まいの都道府県・地域限定の自転車保険があるかもしれませんので、これから自転車保険をお探しの方は一度確認してみるといいかもしれません。
自転車保険加入に関するまとめ
こうして我が家の自転車保険選びは無事終わりました。
数年前までは「自転車保険なんて必要ないでしょ・・・」と思っていたのですが、大阪府で保険加入が義務化されたことや子供の成長にともなって考えが変わりました。
自転車に限りませんが、事故はしないに越したことはありません。
安全運転第一です。
保険に入ったからと言って”安心”というわけではありませんが、万が一自転車事故の加害者になってしまったら・・・相手への補償だけでも備えておきたいと思いました。